邢修强
摘 要:在词汇研究中,多义是经常接触到的语言现象,同时,也是令语言学习者感到很棘手的问题。但是,对词汇多义的认知也并非束手无策。笔者认为从认识语义的角度,通过构筑认知树,是认识多义体系的有效方法之一。本稿拟以日语的多义词?開く」为例,通过构建认知结构树,阐明了其语义扩展方式。得出结论为:在多义词各语义的关联以及扩展中,国广氏提出的现象素和比喻都是非常重要的概念。
关键词:開く;多义;认知;语义
一、引言
george lakoff(乔治·莱考夫)在《women,fire,and dangerous things》(1987)以及John R. i约翰·R j在《Tayor Linguistic Cantotypes in Linguistic Theory》(1989)两书中对词汇的多义性做了详细的论述。此后,对于词汇多义现象的研究日渐兴盛。同时,国广哲弥(1994、1997、2006等)提出现象素这一概念并对词汇的多义现象进行了研究。国广的研究主要着眼于人类的认知,和lakoff(莱考夫)等的研究有许多共同之处。
语言学家们同时又指出在人类对事物的认知中,比喻起着非常重要的作用。本文参考lakoff(莱考夫)基于比喻而做的多义分析,运用国广的分析方法,尝试分析日语多义词「開く」的语义认知结构。
二、关于多义词及现象素
(一)多义词的定义
国广在『意味論の方法』中,对多义词进行了考察,并在『理想の国語辞典』中,对多义词做了如下定义:「複数の」意味が意味的に関連を持っているか、或いは同一の現象素に基づいていると見られる場合には、全体で一つの多義語を構成する。
并且,国广(2006)在『日本語の多義動詞―理想の国語辞典Ⅱ』中,通过对具体例子的分析,得出很多词的多义都是基于比喻或心的焦点的移动而形成的。而且,指出这些都是基于同一个现象素。但是考虑到功能词没有现象素,纯粹是意思的关联性。对此,国广又多义词做了如下修改:「同一の現象素に基づいているか、同一の抽象概念に基づいている場合に多義語を構成する。」
由以上国广对多义词的定义可知,所有的多义词的语义,都是在具体的或抽象概念基础上而形成的。
(二)现象素和语义派生
关于现象素,国广做了如下定义:「現象素とは、ある語が指す外界の物、動き、属性などで、五感で直接に捉えることができるものである。従来の「指示物」(referent)に近いが、思想的な背景が異なる。単なる外界な存在物ではなく、人間が認知したものである。その認知の仕方は、言葉の用法を通じて捉える。?
从定义可知现象素是通过人的认知,对现象的总括。此外,关于现象素基础上的语义派生方式,国广在『意味論の方法』的第三章中列举出了十一种,以后又增加了三种,其中焦点化、比喻以及语义格多义等是本稿关注的方式。
三、「開く」的语义分析
根据『大辞泉』『明鏡国語辞典』と国広哲弥的『日本語の多義動詞』中对「開く」语义的记载可知:「開く」的语义可分为自动词用法和他动词用法两类。基于其用法及其复杂,本文暂只探讨他动词的用法。他动词用法如下:
①閉じてふさがっていたものを開け広げる カーテンを開く
②畳んでいた物や閉じていた物を広げる。 手帳を開く
③中身を取り出すため、蓋や封じ目などを開ける。財布を開く
④固く閉じた物が広がる。綱木が花を開く
⑤(閉じていた)體の部分を開放した状態にする。大きく口を開いて、息を吸い込む
⑥足の先の方が広がるようにする。スキーを逆八字形に開いて斜面を登る。
⑦魚の調理法で、腹を切り離して、一枚に広がった形にする。 魚を開く
⑧国(特に港)を開放して、国と国が交流する状態を作り出す。 国を開いて隣国を交わる。
⑨閉鎖的でない、開放された。 開かれた社会。
⑩新しく仕事を始めるために、あるところに組織の拠点を設ける。 ビルの二階に事務所を開く。
?新たな国や王朝を作る。また、新しい宗教などを作る。 国を開く
?銀行と取引を始めるために、明細を記す帳を作る。口座を開く
?会や催しを行う。 会議を開く
?店や事務所がその日の事業を始める。朝九時に店を開く
?生活に適した空間を得るために未開のに手を加える。 原野を開く
?未来へ向けて新しい状況、局面、境地などを作る出す。 平和への道を開く
?(慣用句)未来のための足がかりとなるものを作り出す。 研究の端を開く
?啓蒙する。蒙を開く
?悟りの境地に達する。悟りを開く
?隔たりを大きくする。 ゴール間近で一気に距離を開く
? 一方の足を後ろへ引いて、相手との距離を取る。体を開いて出し投げを打つ
? コンピュータで、プログラムを画面に呼び出して作業等ができる状態にする。
ファイルを開く
? 数学で、平方根などを求める平方に開く
? 校正で、原稿の漢字の部分を仮名に改める。 仮名に開く
此外,国广又列出其独特的例子,?(囲碁用語) 一間を開く
(一)「開く」的基本义和语义格多义
1.基本义
国广指出「開く」的基本义为「《閉じられた一対の物がその一対性を明示する形で占有空間を広げる》」
由国广的定义可知「開く」本身必须具备以下要素:具有成对性;以某种形式从封闭的状态向显现的状态变化;结果占有一定的空间。
另外,结合国广的“现象素”的定义可知,作为现象素的基本义具有具体性。据此,在「開く」的语义中,?①②③⑤⑦④⑥属于基本义的范畴,其中?为线的层面;①⑤②③⑦属于面的层面;④⑥則属于立体空间的层面。
线的层面:?的围棋用语:「一間を開く」。
面的层面:①的“窗帘”②的“记事本”③的“钱包”用五感能够捕捉到;⑤中“口”紧闭时,双唇之间构成直线,嘴张开之时,则中心线消失,向上下两侧扩展,即在中心线的两侧产生了平面;⑦为鱼的烹饪方法,顺着鱼骨中心线切开,结果形成了两个切面。从形成的方式上来看,①⑤为平面直接展开;②③⑦则为原本折叠的事物向空间展开,最终形成平面。
立体空间的层面:④为“开花”,即花沿着中心轴,向周围立体空间伸展。同“傘を開く”相似;⑥为脚或身体的方向发生某种程度的改变,此时的着眼点在于两脚之间、身体的原位置和变化之后的位置之间产生新的空间。
以上三个层面如图1所示:
2.关于语义格多义
?意味格多義は動詞に限られる派生である。動詞の現象素には動作の場所、対象物、必要な道具などが含まれ、それどれに焦点が当てられるかによって、選ばれる意味格が異なり動詞の表面的な意味が異なって見える。その表面的な意味が意味的多義で、動詞の表す動作実体は変わらない。?
由国广的定义可知:语义格多义为动词专用,但并非语义的扩张,只是将认知焦点置于动词的某一侧面。具体而言,在「開く」的各语义项中,?「ゴール間近で一気に距離を開く」一例属于“线”的层面。由于很难认知其具有成对性,所以应不属于基本义范畴,因为其具有动作结果状态性,所以其认知的焦点应该放在结果上。同样,?「原野を開く」例句中即最终创造出了新的平面;?「体を開いて出し投げを打つ」,由于出现脚或身体在某种程度上的改变,所以认知焦点也同样在改变之后的结果状态上,是结果样态多样。
(二)关于语义扩张
⑧⑨??????⑩?????为比喻表现。关于比喻,Lakoff(莱考夫1993)とLakoff and Johnson(莱考夫和约翰逊 1999)对比喻做如下定义:
Metaphors are mappings across conceptusl domains.( Lakoff 1993: 42)---conceptual metaphors are mappings across conceptual domains that structure our reasoning , our experience ,and other everyday language.
(隐喻是跨概念域的映射(莱考夫1993:42)--概念隐喻是跨越概念域的映射,这些概念域构成了我们的推理、经验和其他日常语言。)
(Lakoff and Johnson 1999 :47 )
(莱考夫和约翰逊 1999:47)
据上可知,比喻是领域之间的映像。⑧⑨属于作为抽象事物的国家和社会由封闭到开放的状态的变化。为①⑤的比喻用法;??为心里层面的抽象扩张,其中?为打开「心の扉」,使原本无知的头脑变得丰富有内涵,?亦然;?「店を開く」为“开始事业”的比喻,与基本义②③⑦语义一脉相通。早上打开店门,店里的地板等瞬时展现之意,???为相同的比喻。其中?为打开文件夹使里面的文件展现在电脑屏幕上,?通过具体的数字展现在平面上;?通常,汉字和假名给人的空间感不同。如表现同样的电器产品“冰箱”,用汉字表示只有三个字「冷蔵庫?,用假名表现则为「れいぞうこ」五个假名。并且,通常,日语写成「冷蔵庫?,附上假名读音,通常解释对汉字读音的释读;⑩???皆为“创设”之意;?「原野を開く」比喻为“开创未来新的局面”,??与?相关联。其中?「突破口を開く」为了继续前进而打开突破口,为?的延伸,?亦然。由此「開く」的语义结构体系可总结如图4。
四、结语
本文运用了认知语义论的现象素和比喻,尝试分析了多义词「開く」的语义认知结构,阐明了其多义体系。得出一个多义词中的不同的语义都依存于作为现象素的基本义,其多义项都为基本义的派生。
另外,多义派生中比喻起着非常重要的作用,这也是学习者认知词汇多义现象的重要路径。但是,本文的分析也只停留在了比喻的表层,对于通过何种比喻,是提喻还是转喻,并没有涉及,需下一步深入挖掘,另外,关于多义词「開く」和近义词「開ける」的区别以及「開く」的自动词用法,笔者将另稿讨论。
参考文献:
[1]国広哲弥.認知的多議論―現象素の提唱―[J].言語研究,1994(106):22-24.
[2]国広哲弥.理想の国語辞典[M].東京:大修館書店,1997.
[3]国広哲弥.日本語動詞の多義体系(7)[J].神奈川大学言語研究,2003(25):23-41.
[4]国広哲弥.日本語の多義動詞―理想の国語辞典Ⅱ[M].東京:大修館書店,2006.
[5]Lakoff,George and Mark Johnson.Philosophy in the Fresh[M].New York:Basic Books,1999.