曾 姝
(湖南工业大学,湖南 株洲 412007)
方位词是表示方向或位置的词,如“上”、“下”、“前”、“后”、“左”、“右”等。在日语中,方位词“下”的书写形式与汉语相同,因此,在日语学习过程中,学习者往往将两者的用法也等同起来。然而,中日方位词“下”在语义和用法上还是存在着差异。本文就以日语方位词“下”为对象,分析其用法。
『大辞林(第三版)』将日语“下”的定义分为以下几类:①基準とする点より相対的に低い方向,または位置。②ある人の支配の及ぶところ。支配下。③表面から見えない部分。内側。④紙などを人の前に置いたとき,その人に近い方向,またはその位置。⑤連続しているものの,順序が後ろの部分。⑥地位·能力·品質などが劣っている方。⑦年齢が少ない方。年少。⑧形式名詞。⑨名詞の上に付いて,「準備のための」「あらかじめの」の意を表す。⑩内心。心中。(多く「下に」の形で)内々。ひそかに。代金の一部として差し出す品物。下取りの品。
从以上所列出的意义中可以看出,日语中“下”除了表示方位和位置之外,还具有其他抽象意义。在本文中,旨在对“下”表方位的用法进行分析,因此,研究的范围仅限于上述意义中的(1)、(3)、(4)三项。
从『大辞林(第三版)』对“下”的解释来看,在表示方位意义时可分为三种情况。下面对这三种情况分别进行分析。
在这一意义中,日语方位词“下”表示在基点的下方,及其位置。
(1)梅雨の空の下、一匹の犬が道ばたをとぼとぼと歩いているのに夫妻は目をとめた。(ペットロス)
(2)テーブルの下で何かが膝に触れた。(上海の紅い死)
(3)わたしたちは、三本杉の下に立って言い合いました。(生きることの意味)
(4)これはいけないと、箱の下に広いビニールシートを敷いて、砂をシートの上に受けるようにしました。(一人でできる特許の取り方·活かし方)
(5)しかし、顔の真ん中で正面を向いている低めの鼻と、その下の薄い唇がセットになると、どうしても爬虫類を思い出さざるを得ない。(いつか、虹の向こうへ)
(6)さえざえと輝く名月の下大和松蒔さんの「地唄舞」が演じられる。(神戸新聞)
从以上例句中的“下”可以看出,这一意义中的“下”一般是表示在垂直方向上的位置关系。物体与基准物之间的关系既可以是相接触的,也可以是两者不相接触的。如例句(1)、(3)、(5)、(6)中的基准物“空”、“ 三本杉”、“ 鼻”、“名月”,与在它们下面的事物是没有接触的。而(2)、(4)中的基准物却和事物有接触。
这一意义中,日语方位词“下”表示的方位是里面。相当于中文中的内部。如以下例子:
(7)新しいむらさき色の痣が、下着の下の消えかけた痣の上に又出来上がっていく。(いじめへの逆襲)
(8)セミロングのブラウンの髪を後ろでひっつめ、化粧っ気もなく、赤いダッフルコートの下にいかにも安物らしいワンピースを着た、地味でおとなしそうな女性。(ラブ?アクチュアリー)
(9)もちろん,学生時代の筋肉はすべて脂肪に変わっているが····。だから,スーツの下には何も着れないのだ。(Yahoo! ブログ)
(10)父さんは、あわてて、着ているシャツの下に手をつっこむと、胸からペンダントをとりだした。(勾玉伝説神かくし事件のなぞ)
从以上例句可以看出,在这一用法中,“下”是表示靠近里面、内侧的位置。若要将以上例句中的“下”译成中文,不能译为“下面”,而要译成“里面”更为合适。特别是在表示衣服和着装时这一用法比较显著。此时,体现的是穿着的物体与人的关系。靠近人体肌肤一方的即为“下”,反之即为“上”。这一表现在日语词汇中也有体现。如日语中的“下着”,中文意思不是指下半身的衣服,而是指内衣。日语中的“靴下”的中文意思不是指鞋垫、鞋底,而是指袜子。
这一意义中的“下”表示的是纸等放在人面前的时候,纸上靠近人一方的方向。在这一用法中,是以纸作为一个平面,在纸这个平面上靠近人的一方为“下”。如:
(11)私がいつかこのサインをする日が来ます」と言いながら手紙の下に直接サインした。(Yahoo! ブログ)
(12)アイデアスケッチ等は、この問題用紙の下の余白を使いなさい。(笑う入試問題)
在(11)和(12)中的“下”指的都是信和纸靠近人的位置。而在下面的例子中,同样也是指纸的下面,但“下”的用法和意义却与(11)和(12)中的“下”并不相同。
(13)包装紙の下にはクリスチャン·ディオールのマークのついた箱があった。(村上春樹全作品1990~2000)
在(11)和(12)中,如前所说,是把纸作为一个平面,在纸上靠近人的一方称“下”,而在例句(13)中虽然也是表示纸的下面,但是“下”这一位置并不和纸在一个平面上,纸是作为一个比较的基点,这时的用法相当于前面提到的“基準とする点より相対的に低い方向,または位置。”。
从以上的分析中,我们可以看出方位词“下”虽然看上去非常简单,但在用法上还有很多需要注意的地方。特别是对于中国的日语学习者来说,日语中的“下”和中文中“下”在意义和用法上既有相似之处,又有不同之处。两国语言的差异容易造成误用,了解和掌握日语中的用法,能在学习日语过程中起到一定的指导作用。
[1]柴谷方良,等.言語の構造[M].くろしお出版,1984,5.
[2]小泉保.言語学入門[M].大修館書店,1993.